こちらの記事では、フィンランドのほぼ真ん中に位置するオウルの街で、毎年8月に開催される「エアギター世界選手権」を観戦してきましたので、その様子についてレポートいたします。
決勝戦は雨が降りしきる中、熱いパフォーマンスで会場のボルテージも最高潮でした…!!!
(2024年8月訪問)
フィンランド・オウルでエアギター世界選手権を観戦!前夜祭から決勝まで現地レポート
エアギター世界選手権の開催情報(2024年)
- 開催都市: フィンランド・オウル(Oulu)
- 開催期間: 2024年8月21日(水)〜23日(金)
- ダークホース戦: 8月22日(木)20:00〜
- ダークホース戦の会場: 45 Special(Saaristonkatu 12, Oulu)
- 世界選手権の決勝: 8月23日(金)20:00〜
- 決勝会場: Rotuaari Square(Kirkkokatu 17, Oulu)
- 決勝の入場料: 無料(屋外)
- 公式サイト: Air Guitar World Championships
※開催日程・会場・料金は2024年の情報です。翌年以降は変更されている可能性があります。

8月にフィンランドに行くことを決めてから、このイベントには必ず行こうと考えていました。
昔から知られていて、こんなにユニークなイベントを観られるチャンスがあるのを、みすみす逃すなんてめちゃくちゃもったいないじゃないですかぁっ!!
ということで、このイベント期間中にオウルへ行くことを前提として、その他のフィンランド旅行のスケジュールを組んでいきました。
ちなみに、オウルまではちょっとリッチにフィンランド国鉄VRの1等車で向かいました~。

エアギター世界選手権とは?
エアギター世界選手権は、1996年からオウルで開催されているイベントです。
かなり前から日本人も参加して結果を残しており、2006年には芸人のダイノジ・おおちさんが優勝!日本でも一気に知名度が高くなりましたよねー。
その後、使用された楽曲 JET “Are You Gonna Be My Girl”も、日本でよく流れてましたねー。
近年では、タレントの名倉七海さんという女性の方が、なんと優勝を3回経験しています。
私が観に行った2024年は、4回目の優勝で前人未到の領域に達するかどうか、という大事な年でもありました。
エアギター世界選手権は数日間にわたって開催されており、前夜祭の位置づけである「ダークホース戦」と、優勝者を決める決勝で日にちが異なります。
ダークホース戦はオウル市内のライブハウスで開催され、各国の予選で敗れた人や、自国に世界選手権の予選がない人たちが参加します。そこで勝ち上がれば、翌日の決勝に敗者復活枠として参加できる仕組みです。
ということで、まずは前夜祭のダークホース戦へ行きました!
前夜祭のダークホース戦へ!
ダークホース戦はライブハウスで開催されているので、少し入場料を払って(値段忘れた)入場。ドリンクコーナーで飲み物をオーダーして、飲みながら観覧します。
ここで優勝したら翌日の決勝に参加できるから、みんな気合が入りますね!!
会場はかなり満員で大盛り上がりでした。ドリンク効果もあるかもしれません。

うーん、背が低いのでちょっとしかステージは見えんぞ……。
でも、たいていのパフォーマンスでは有名なヒット曲が使われるので、あんまり見えなくても音楽を聴いたり、会場の雰囲気を感じ取ったりするだけで、めっちゃ楽しかったです。
日本の方も何人か出場していて、ヘルシンキでほとんど日本人を見かけなかったため、テンション上がりました!
そのヘルシンキの街歩きの様子はこちらから。

翌日の決勝会場もチェック!
さて、宿へ帰ります。
夜に一人で出歩くといっても、治安が良いフィンランドなので安心。
決勝会場は、翌日のステージの準備をしておりました。
これを見るだけで、ボルテージが上がる……!出場しないのに。


いよいよ決勝!雨が降りしきる中、会場へ
翌日、決勝ステージに行く前から雨が降ってきました。
カッパ、もとい、なにかのためにナイロンフーディー兼山登り用のレインコートを持ってきていましたが、これに現地のマツキヨ的なドラッグストア「Normal」で数ユーロでレインポンチョを購入。
これらを組み合わせて着て、いざ出陣!


会場に着いたら、イベントがスタートする前なのに、もう観客でいっぱいです。

前座のパフォーマンスからスタート
まずは、前座のパフォーマンスから始まりました。
各国代表ではなく、予選や敗者復活戦で勝ち上がれなかった人たちっぽい。おそらく、前夜のダークホース戦に出場していた人たちでしょう。何人か、同じパフォーマンスをしていた人がいました。
彼ら彼女らが、決勝戦前の会場を盛り上げてくれます!



車椅子でパフォーマンスする方もいました。
各国代表のパフォーマンスがスタート!
いよいよスタート!
MCの方々のパフォーマンスが終わってから、各国の優勝者がパフォーマンスしていきます。

パフォーマンスが終わるたびに、審査員が点数をつけます。6.0満点で0.1刻みで評価されるっぽい。
高得点が出ると観客から歓声が上がり、意外な点数だとブーイングが起こります(苦笑)。


ギターソロというとロックが思い浮かびやすいため、エアギター選手権の選曲はハードロックやメタルが多め。これらの曲だと盛り上がりやすいです。
そうではない選曲もありますが、観客の盛り上がり度は、やはり重めの曲の方がよさげ。




参加国はヨーロッパ各国からの参加者が多いのですが、アメリカやカナダなどの北米、そして日本などのアジアからも参加しています。地理的に、やはりヨーロッパ勢が一番多いですね。
第2部は全員が同じ曲でパフォーマンス!
パフォーマンスは2部構成になっています。
まず第1部では、それぞれが自分で選んだ曲でパフォーマンス。一通り終わった後、第2部では、ステージ上で流される主催者側からの指定曲を覚えて、全員が同じ曲でパフォーマンスします。
な、なかなかの高難易度!構成はすぐ覚えられるものなん??


地元のおばちゃんと一緒に観戦!
最初からずっと一人で見ていたら、地元のおばちゃんに声をかけられて、一緒に見ることになりました。
すぐ近くに住んでいて、毎年このイベントを楽しみにしているそう。
有名な曲がかかると拳を突き出して踊っていました。ロックな街だぜ。
こういう地元の人との交流も、現地でイベントを観る楽しみのひとつですね。
そうこうしているうちに、前回優勝者の日本の方が出てきました!会場もめっちゃ盛り上がる~!
しかし、この年はカナダの方が優勝しました。
途中でバク転しだすアクロバティックな動きに、会場もびっくり!ものすごい身体能力の高さです。

エアギターで世界平和を!”Make Air Not War”
イベントの最後では、みんなでエアギターをやって終了。



そもそもこのイベントのコンセプトは、「音楽があれば戦争はいらない」「Make Air Not War」。
武器を持つ代わりに、いつでもどこでもできるエアギターを!という、平和を願ったイデオロギーです。
本当に世界中の争いがなくなればよいのに。
全てのショーが終了。なかなかユニークなイベントでした!

終了後、ダークホース戦や決勝に参加されていた日本の方々とも、少しだけお話しできました。
どうやら、翌日には川のサウナに行くとのこと。無事に行けたのかな?
まとめ:オウルのエアギター世界選手権はみんなロックでおもろいぞ
以上、フィンランド中部の街、オウルで開催されていたエアギター世界選手権をたっぷり経験した様子をシェアいたしました。
前夜祭のダークホース戦から決勝まで、音楽とパフォーマンスで盛り上がる、なかなかユニークなイベントでした!
来年は、ぜひ!あなたもエアギターで参戦を!
Make Air Not War!!
